【オルカンを上回る!】5月4週時点のポートフォリオでコロナショックが起きたらどうなるのか?【暴落シミュレーション】

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5月4週時点のポートフォリオで暴落が起きたらどのような影響を受けるのか、シミュレーションしておきたいと思います。

私の過去の経験では2021年の投機失敗、2022年の米国株下落で底では計-400万円程度まで行きましたが、積み立ては継続できたので暴落耐性はそこそこあるつもりです。

しかし適切な立ち振る舞いを行うためには、シミュレーションによる予行練習が重要です。火事に備えて避難訓練を行うのと同じですね。

現在のポートフォリオ

以下のような感じでNasdaq100をコア、Nifty50、仮想通貨をサテライトで保持しています。この3つが私の成長エンジンです。

また、現在米国はそこそこ金利高だと思っているので、TLTは景気悪化時の利下げで反発するように多めに取り入れています。何もなければ高い利回りをゲットでほぼ死角なしです。(利上げや米国債のデフォルトリスクもわずかにありますが、それは仕方ないと受け入れています)

この保持割合を用いて、2020年当時にタイムスリップしてポートフォリオの値動きを見てみましょう。面倒なので一旦ETH(イーサリアム)とXRP(リップル)は無視します。また現金も考えず、追加投資は無しとします。

  • NASDAQ100 35%
  • Nifty50 22%
  • TLT 34%
  • BTC 3%

として計算します。合計は100%になっていませんが、それぞれの比率が同じであれば計算結果も同じです。

2020年1年間の値動き

これらにベンチマークのオルカンを加えてグラフにしました。

それぞれ実際に保持しているETFで計算したいのですが、当時はまだ無いため、TLT(米国のETF)、QQQ(〃)を円換算して代用しています。

配当は再投資で税金、手数料は考慮していません。また信用買いの利息0.5%(年率)は本来徐々にかかるのですが、これも面倒なので計算結果から一律0.5%を引いています。

暴落時の谷(年初からの下落割合)は次の通りでした。

  • オルカン -30%
  • TLT -0%(最初の二日以外元本割れ無し)
  • QQQ(NASDAQ100) -23%
  • Nifty50 -41%
  • BTC -38%
  • ポッケ(信用取引なし) -13%
  • ポッケ(信用取引あり) -27%

ポッケ(信用取引なし)は現在のポートフォリオの割合を信用取引を使わずに実現したものです。それは暴落時でも-13%で高い耐性を示しました。一方、守りも堅めつつも高いリターンも目指したポッケ(信用取引あり)は-27%となりました。この程度なら許容範囲だと考えています。

1年後のリターンは以下の通りです。

  • オルカン +10%
  • TLT +5%
  • QQQ(NASDAQ100) +38%
  • Nifty50 +8%
  • BTC +252%
  • ポッケ(信用取引なし) +26%
  • ポッケ(信用取引あり) +52%

改めてNASDAQ100の攻守の強さ、BTCの爆発力を感じました。ただこれらに1本化できるかというとITバブル崩壊などが頭にちらつくので難しいです。BTCは後半の伸びがすごかったので別枠で再掲します。

これからこのようなグラフになることがあるのか、少しだけ楽しみにしておきます。

BTCなしの結果も見てみましたが、その場合は(信用取引あり)はNASDAQ100に数%負けていました。

全体として、コロナショックにおいてはポッケのポートフォリオはなかなか戦えることが確認できました。

毎月の積立と、リバランスを行う場合

暴落時はどのような心理状態で、どのように動くのか。毎月の資産を見ながら、自分がその場にいたという想定で判断してみます。この内容は次回以降の記事にしたいと思います。

まとめ

普通の方は信用取引は使わないと思いますので、ポッケ(信用取引なし)は参考にしていただけるのではないでしょうか。コロナショック時にオルカンを上回る投資方法ということで今回は終わりにしたいと思います。

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