【ポートフォリオ設計】分散投資の銘柄選定②(NASDAQ100、TLT、Nifty50、仮想通貨)

投資手法
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

こんにちは、ポッケです。今後は相関係数の低い投資先への分散投資を進めることで、さらなるリスク回避を行っていきたいと思います。

↑前回記事はこちら

前回円建ての比較を行うと書いていましたが、その前に仮想通貨のビットコイン(BTC)について触れたいと思います。

仮想通貨とは

仮想通貨を調べますと、日本銀行のサイトに以下のように記載がありました。

「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。

(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる

(2)電子的に記録され、移転できる

(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

日本銀行サイトより抜粋 https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/money/c27.htm

また仮想通貨は国によって発行された通貨ではないため、その価値の保証はないと考えられます。一部には仮想通貨一本で当ててやろうという投資家(投機家?)もいると思いますが、私はそこまでの信頼を置くことはできません。とはいえ現在のところその勢いも続いていることから、資産に組み込みたいと考えてこれまでの値動きを確認しました。

仮想通貨の中でどれを投資対象として選ぶか?

はっきり言ってどの仮想通貨が今後伸びるのかはわかりません。そもそも仮想通貨自体に根本的な価値の保証がされていないため、できるだけ参加者が多く安全と考えられる選択肢を選びたいところです。そうなるとビットコイン(BTC)が一択だと考えました。

【追記】2月28日現在、すでに暴騰しており購入が間に合わなかったですね…フルインベストメントの精神は変わらないので、BTCを中心に複数銘柄に分散購入することにします。

BTCとQQQ、TLT、Nifty50の9年週次チャート(ドルベース、インドルピーベース)

ではBTCの値動きを、私がメインで保持しているQQQ、TLT、Nifty50の値動きと比較してみます。同じ縦軸で比較するため、前回同様Nifty50はインドルピー建てで1/40、BTCは1/100として記載しました。期間については、ヤフーファイナンスで確認すると2014/9からのデータしか取れなかったので、切りよく年単位として2015年2月からの9年間としました。

QQQやNifty50も値動き(リスク)の大きい指数ですが、それらがかわいく見えるような動きです。例えるなら数年に一度ITバブルが起きているレベルです。

BTCのリターンとリスク

では算出した数値を見てみましょう。

BTCは平均年率リターンが30%を超えており、このリターンは魅力的です。一方リスクは70%を超えています。リスクにさえ目をつぶれば、億の資産を手っ取り早く達成するには一つの手段でしょう。

ポッケ保有資産との相関係数

次に相関係数を見てみます。

現在の保有資産(の代理指数)であるTLT、QQQ、Nifty50に対して、それぞれ0.1前後とほとんど相関がありません。これは大きなメリットだと感じます。

仮想通貨の注意点

上記の大きすぎるリスクはもちろんですが、株式とは違って利益が雑所得となる点も見逃せません。

雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得および一時所得のいずれにも当たらない所得をいい、例えば、公的年金等、非営業用貸金の利子、副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)が該当します。

国税庁サイトより引用https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm#:~:text=%E9%9B%91%E6%89%80%E5%BE%97%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%88%A9%E5%AD%90,%E3%81%AA%E3%81%A9%EF%BC%89%E3%81%8C%E8%A9%B2%E5%BD%93%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

税額が一定の株の取引とは違い、累進課税となるため、利益が大きいほど税率が高くなります。利益確定の売却時は正確に所得を計算して税額を把握しましょう。

まとめ

仮想通貨は株などと違って実経済の動きを元にしておらず、需給のみで動くため暴落後に元に戻らないことを想定しないといけません。ただ魅力的なリターンかつ、その他投資対象との相関もほとんどないため、資産の一部をBTCとすることに分散効果のメリットも感じます。メインの投資対象にはしないという意味で、10%未満を目安に資産に組み込みたいと思います。

投資はみなさまの「ポッケ」の範囲で、慎重に自己責任でお願いします。

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

クリックいただくとランキングが上がり励みになります。

タイトルとURLをコピーしました